4月10日に、幸雄の通うA病院で診察をうけた勝春。
処方された気管拡張剤が、今日で終わり。
で、朝いちばんでA病院へ・・・・・。

出かける前に、うに家のマンション中庭でちょっと気分転換。
というのも、処方されてから咳が減ったなぁ・・・と思った矢先。
4月17日の夜中から、あまりにもひどい咳。
30分〜40分ずっと咳をしたまま。それが、3時間おきぐらいにやってくる。
朝になると不思議と咳がおさまってくる。
その頃には、もう勝春はぐったり。
もちろん私も寝不足。だけど、苦しそうに咳をする勝春をさすってあげることしか出来ませんでした。

そして、昨夜も全く同じ状態。
ぐったりな勝春と私。なのでちょっと、気分転換してから病院へ行こうってことで中庭で日向ぼっこしました。

勝春の夜中の咳は、私自身の幼少の喘息を思い出しちゃいました。
苦しさがわかる分、辛いし・・・。さらに、咳をしながら私にすがってくる勝春に何にもしあ上げられず・・・・
涙ばかり出てしまいました。

私の気持ちはすぐに勝春にも伝わっちゃうから、泣いてる場合じゃないんですけどね・・・。
泣き虫なのってホント困りものです。

今日も、A病院の待合室で暴れることなく静かに待つ勝春。
ほんと、別人のようです。
院長先生の診察で、夜中の咳のことを話していたら、
少し興奮して咳が出た勝春。
その咳を聞いて即座に、「心臓の咳じゃなく気管だね。」
ダメもとでレントゲンを撮ることになりました。
若い獣医さんと、アシスタント2人でなんとかレントゲンを撮ってもらいました。
もう撮れたって、それだけでビックリなんですけどね。
ただ、やっぱり暴れてしまったのでぶれぶれのレントゲン写真との事。
しかも、気管のレントゲンを撮る場合は、息を吸ってる時と、息を吐いている時の2枚を撮って判断そうです。
勝春の場合は、ぶれぶれの写真1枚。それでも私にとっては快挙のひと言。
それが、このレントゲン。
先生の指や手が移っちゃってるのを見ると、やっぱり撮るのは大変だったんだと思います。ありがとうございます。

レントゲン写真を見ながら、細かく説明を受けました。
説明をしてくれたのは、レントゲンを撮ってくれた若い獣医。
この先生、はじめてです。

説明は、とてもわかりやすくてブレブレ写真でも
その症状がはっきりわかりました。
まずは、気管。
のどの付近の気管の太さが正常の太さ。本来ならば、この太さのまま肺や心臓付近まであるはずなのに・・・。
勝春さんの場合は、急に極端に管が細くなっちゃってます。
上の何も書き込んでないレントゲン写真で見るととてもよくわかります。
これは、かなり重症。心臓が拡張した影響も受けて気管が圧迫されているけど、それだけでなく気管にも問題が出てこうなっているらしい。
気管が細くなっちゃった場合、気管を広げるには外科手術しか方法はないんだけど、勝春の場合は細い部分が喉の所ではなく、かなり奥。この時点でかなり危険で難しい手術になるので、高齢や心臓の事を考えても手術は不可能。
なので内科的処置で、咳などを減らすお薬が必要になってくるそう。
それと、心臓。
やはりそれなりに拡張が進んでいるよう。
こちらも良くなる事はないが、病気の進行を遅らせるためには やはり一生続けるような薬が必要な状態だといわれました。
さらに・・・・。まだあるんです。
それが、肺。ほんとだったら、心臓の両側に黒く写るはずの肺。
それが、白く影が出来てしまっていて・・・軽い肺炎を起こしているということでした。
免疫力が低下しているところへ、あごの皮膚炎にはじまり・・・さらに何らかの菌が肺に達し肺炎を起こしてしまったようです。
あんなに、咳が出るのもうなづけました。
先生とも相談して、まずは肺炎と咳を楽にする薬。さらに菌が増えないように抗生剤で1週間様子を見ることになりました。

この薬もこれから一生のみ続けなければならないだろう薬です。
10日間の薬も、やっとこさ飲んでもらっていた薬。
飲み続けられるか不安ですが、今回は勝春にとって苦しいという症状が出ているので・・・なんとしても飲ませて和らげてあげなくては!
今回院長先生からバトンタッチした若い先生、しっかりとした説明と、ご自身も喘息をもっているということで、今の症状がどれだけ苦しいか・・・という勝春の立場に立って考えてくれました。
夜中のひどい咳止めのとんぷくも出してくれました。

A病院から戻ってきて、うに家マンション駐車場でのパシャリ。
寝不足と、夜中の咳で体力を消耗した勝春さん。

帰って薬飲んで、ぐっすり眠れるといいね。
うにばんと話し、やはりこのままA病院で勝春を診てもらうことにしました。
お薬、一緒にがんばろうね。かっち。
posted by うに at 23:53| 東京 ☔|
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